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目からウロコ―水と電解質
第4回 イオンチャネル進化からみつかった細胞内Caシグナリング

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.2 No.2 88-89, 2012
著者名
石橋 賢一
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Fluid Management Renaissance

イオンのなかで細胞内濃度調節が最も重要なのは, Caイオンです. Caイオンは, 細胞内外の濃度差が1万倍もあるために, 細胞内に複数の貯蔵部位をつくってそこからCaを出し入れすることで局所的な濃度調節も行っています. これに対して, 細胞外濃度調節が最も難しいのはKイオンです. というのも, 細胞外液に70mEqしかないのに毎日口から80mEqも入ってくるからで, 便に5mEq, 尿に75mEq捨ててバランスをとっています. もっとも, 筋肉に2,500mEq(筋肉以外に800mEq)貯められているので, それをバッファーとして使い血中K濃度が3.8~5mEq/Lになるようにしています. 細胞内外のKイオン勾配が細胞内電位を規定するので, 細胞外K濃度は種々のホルモン(組織カリクレインも最近明らかになった)などでポジティブ(速効性)・ネガティブ(強力)フィードバックされています. 重要な腎臓からのKの排泄は, 糸球体濾過ではなく(近位尿細管ですべて吸収されるので)遠位部での分泌で行われています.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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