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【特集 心不全と電解質バランス】
トルバプタンと電解質バランス

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.2 No.2 56-61, 2012
著者名
川端正明
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Fluid Management Renaissance

「Summary」 慢性心不全では, 血圧低下や心拍出量低下などの非浸透圧性刺激により脳下垂体からアルギニンバソプレシン(AVP)の分泌が亢進する. 血漿AVP濃度は, 心不全の重症度に従い高値となる. 腎不全やループ利尿薬の使用による尿希釈障害とAVP分泌亢進の両方が成立すると希釈性の低Na血症が惹起され, 慢性心不全の予後が不良となる. トルバプタンは, V2受容体とAVPとの結合を阻害して電解質に影響を与えずに水利尿を起こす薬理特性をもつ. トルバプタンの低Na血症に対する有効性が明らかにされている一方で, 高Na血症をきたし意識障害を伴う症例も報告されている. トルバプタンの投与に際しては, 電解質バランスが破綻しないよう十分に注意を払う必要がある. 本稿では, 水バランスの調節機構, 心不全におけるAVP分泌亢進と低Na血症発症のメカニズム, およびトルバプタンの水利尿作用と血清Na濃度の関係について概説する.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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