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【特集 心不全と電解質バランス】
高K血症

掲載誌
Fluid Management Renaissance Vol.2 No.2 41-47, 2012
著者名
山本絵里香 / 佐藤幸人 / 藤原久義 / 鷹津良樹
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Fluid Management Renaissance

「Summary」 高K血症の原因は, (1)過剰摂取, (2)細胞内→外への移動, (3)排泄異常, の3つに分類される. 血清K値の上昇は心筋細胞の膜電位に影響を与え, T波の先鋭化やQT延長などの心電図変化を引き起こすが, 重篤な高K血症では心室頻拍などの致死的不整脈や心停止を起こしうる. 心不全患者においては, 心不全自体に加えてCKDや糖尿病などさまざまな合併症も高K血症のリスクであり, くわえて心不全治療に必須であるRAS抑制薬の投与(特に2剤以上の併用)もリスクの1つである. 一方, これらの薬剤は心血管系イベントを抑制する効果があることも報告されており, 注意深く血清K値をモニタリングしながら使用することが重要である. 「Kの代謝」 Kは細胞内の主要な陽イオンであり, 体液の浸透圧や酸塩基平衡を維持するうえで重要な働きを担っており, 神経や筋肉の興奮伝導にも関与している. また, Kは複数のチャネルを介して腎でのNaの排出を促す作用があり, 疫学的研究や動物実験においてはK摂取量を増やすことで血圧低下作用や脳卒中予防などの結果も得られている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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