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特別寄稿

超高齢社会とジェロントロジー─高齢者の健康寿命を障害するフレイルとサルコペニアをめぐって

大内尉義

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.6 No.3, 4-5, 2016

わが国の高齢化はこれからもさらに進み,2025年問題に象徴されるように,今後75歳以上の後期高齢者が著しく増加し,いわゆる超高齢社会の到来が間近に迫っている.超高齢社会の問題は,医療・介護の分野にとどまらず,社会,経済,文化などさまざまな領域にまたがるため,1つの分野の研究では解決できない.そこで,医学,看護学,薬学にとどまらず,社会学,法学,経済学,工学など,多くの領域にまたがる学際的な研究が必要となる.これがジェロントロジー(gerontology;日本語では老年学)と呼ばれる学問分野であり,その目的とするところは,誰もが健康で長生きをする社会,すなわち健康長寿社会を構築することである.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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