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Basic knowledge 骨粗鬆症講座Q&A

『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版』の改訂のポイントについて教えてください

細井孝之

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.3, 19-22, 2015

「Question 1」「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」に至る経過について教えてください.
「A」わが国における骨粗鬆症診療関連のガイドラインは,1998年に発行された『骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン』が最初のものです.EBM(evidence-based medicine)に基づいて作成される診療ガイドラインとしては草分けのひとつであったと思われます.1998年版とその改訂版である2002年版は治療,とくに薬物療法に関するエビデンスをまとめることに重点が置かれていましたが,2006年版の作成に際し.骨粗鬆症の予防も重要な柱のひとつとし,タイトルも『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』と改められ,更なる内容の充実が図られました.2006年版では各薬剤に関するまとめはもとより,非薬物療法すなわち食事療法や運動療法についてもエビデンステーブルが整備され,それらに基づいた推奨グレードも提示され,この方針は2011年版においても踏襲されました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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