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Learn more 研究者インタビュー

体の中にテニスコートが6面!?血管内皮機能を知れば,動脈硬化と骨粗鬆症がもっとわかる

東幸仁山岸昌一唐橋ユミ

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.2, 34-41, 2015

「血管内皮機能障害により惹起される動脈硬化」
唐橋:生活習慣病を基盤として発症する動脈硬化は,骨粗鬆症とも関連していると伺います.今回は,動脈硬化の発症予防を考えるために,動脈硬化の初期段階とされる血管内皮機能障害の診断と治療について教えていただきたいと思います.山岸先生,最近は動脈硬化の患者さんは増えているのでしょうか.
山岸:食生活の欧米化や運動不足などにより,メタボリックシンドロームや肥満体型の方が増加しています.それに伴い糖尿病や脂質異常症,加えて塩分の摂り過ぎによる高血圧も増えています.これらの疾患は,すべて動脈硬化を引き起こす生活習慣病として知られています.一方で,日本は高齢化が急速に進んでいます.このように,虚血性心疾患,脳卒中,慢性動脈閉塞症など心血管系疾患を引き起こす動脈硬化のリスクは年々増加しているわけです.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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