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特別寄稿

わが国における骨代謝研究―世界での位置づけ

米田俊之

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.2, 4-5, 2015

「はじめに」わが国の骨代謝研究が日の出を迎えたのは1970年前後であろう.当時東京大学老年病内科におられた藤田拓男先生(現神戸大学名誉教授)を中心に日本骨代謝学会の前身である骨代謝研究会が開催され,それが先鞭となり,その後多くの骨代謝研究者たちの努力も重なって今日のわが国の骨代謝研究の隆盛につながった.このような発展を遂げてきたわが国の骨代謝研究は世界ではどのように評価されているのであろうか?
「データに基づく位置づけ」評価において最も重要なことは客観的なデータをよく調べたうえで判定を下すことではないだろうか.その意味において,ある研究分野の活動性を示す指標として最もわかりやすいもののひとつは論文数であろう.そこでわが国の骨代謝研究者,あるいは研究機関から出された論文数を,米国,英国,中国など世界の主要国と比べられるデータを探してみたが,残念ながら骨代謝研究に絞ったそのようなデータはみつけることはできなかった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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