<< 一覧に戻る

O.li.v.e. PLUS

バゼドキシフェンは内皮細胞においてAGEs-RAGE系による酸化ストレスの産生とMCP-1の発現を抑制する

Ishibashi Y, Matsui T, Ueda S, et al: Bazedoxifene blocks AGEs-RAGE-induced superoxide generation and MCP-1 level in endothelial cells. CLIMACTERIC 2015(in press)

山岸昌一

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.1, 54-57, 2015

「はじめに」終末糖化産物(advanced glycation end products;AGEs)は,表面受容体であるRAGE(receptor for AGEs)によって認識され,酸化ストレスを生じさせることで各種糖尿病血管合併症の発症・進展にかかわることが知られている.著者らは以前,妊娠時に認められる血中濃度のエストラジオールが,内皮細胞におけるRAGE発現を亢進させることを報告してきた.しかしながら,エストラジオールやAGEs存在下における内皮RAGE発現が,選択的エストロゲン受容体モジュレーター(selective estrogen receptor modulators;SERM)によりどのような影響を受けるかは明らかでない.そこで今回,われわれはヒト臍帯血管内皮細胞を用いて,RAGEやmonocyte chemotactic protein-1(MCP-1)発現に対するバゼドキシフェンの作用について検討した.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

一覧に戻る