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座談会(Round Table Discussion)

生活習慣病と骨折リスク

杉本利嗣井上大輔森博子山口徹

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.5 No.1, 6-14, 2015

「骨折リスク上昇のエビデンスが豊富な,2型糖尿病とCKD」
杉本:近年,糖尿病をはじめとする生活習慣病は,骨折リスクを高めるというデータが蓄積され,生活習慣病と骨粗鬆症とのあいだには共通の病因・病態が存在することが明らかになってきました.このため,生活習慣病の診療を行う際には,個々の患者さんにおける骨折リスクを積極的に評価し,両疾患を一元的に管理・治療していくことが求められています.このような状況のなかで,日本骨粗鬆症学会は2011年に,生活習慣病診療における骨折リスクの評価と骨の健康維持を推進していくための指針として,「生活習慣病骨折リスクに関する診療ガイド」を作成しました.そこで,今回はこの領域のエキスパートの先生方にお集まりいただき,最近の新しい知見を踏まえながら,生活習慣病と骨折リスクについて討議を進めていきたいと思います.はじめに,生活習慣病の代表格のひとつである糖尿病と骨折リスクの関連について,山口先生からお話を伺います.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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