Learn more 研究者インタビュー
老化とは何か?生命の糸を紡ぐKlotho遺伝子
掲載誌
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
Vol.4 No.3 38-44,
2014
著者名
黒尾誠
/
倉林 正彦
/
唐橋 ユミ
記事体裁
抄録
疾患領域
循環器
/
代謝・内分泌
/
糖尿病
/
腎臓
/
骨・関節
/
アンチエイジング
診療科目
一般内科
/
循環器内科
/
整形外科
/
産婦人科
/
腎臓内科
/
糖尿病・代謝・内分泌科
/
泌尿器科
/
老年科
媒体
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―
「老化とは,生殖年代を過ぎてから各臓器の正常な機能が衰えていく現象」唐橋:「生老病死」は仏教の説く人間の宿命ですが,だからこそ人間は古来「不老長寿」を求めて,たゆまぬ努力を続けてきたのだと思います.長生きすることが真の幸福に繋がるかどうかは別の問題かもしれませんが,老化を抑えることでさまざまな病気の進展を抑制し,結果として健康な一生を送ることができれば,これにまさる幸福はないと思います.本日は,老化の本質を突きとめられた研究者の先生にお越しいただきました.老化の本質がどこまでわかって,老化をどこまで抑制することができるのか.そして,骨粗鬆症の抑制にどのように関係しているのかなどについて教えていただきたいと思います.まず倉林先生,「老化」とは医学的にはどのような状態をいうのでしょか.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。