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Case study 症例の実際

CKDの症例

濱野高行

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.4 No.1, 44-46, 2014

「症例」「症例」50歳代後半, 女性「既往歴」中学2年時より, ときに尿糖を指摘されるも血糖値は正常. 45歳閉経時にホルモン補充療法(HRT)を開始した. 約10年前に右足の痛みを自覚し近医に受診した. この際に腎機能の軽度低下(血清Cr 1.2)を指摘され腎臓内科に入院し, 腎生検を受けた結果Fanconi症候群と判明した. 右足の痛みはFaconi症候群による粉砕骨折といわれた. 3年前からHRTは中止している. 「現病歴」他病院の腎臓内科外来にて, 代謝性アシドーシスの管理と活性型ビタミンD(カルシトリオール0.75μg/日), リン酸水素2ナトリウムによって低リン血症, 低カルシウム血症を治療していた. この度, 骨塩量を計測したところ, 依然骨密度が低いということでセカンドオピニオン目的に来院. 「初診時所見」身長157cm, 体重43kg, BMI 17.4. 右大腿骨と右股関節に加重すると軽度の痛みあり(整形外科では, 微細骨折を疑われている)その他特記すべき身体理学的所見なし.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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