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Learn more 研究者インタビュー

骨によいのか,悪いのか?―骨代謝と脂質異常症・メタボリック症候群の複雑な関係―

井上大輔山岸昌一唐橋ユミ

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.4 No.1, 36-43, 2014

「症例個々の病態によってリスクを区分し, 脂質管理目標値を決定」「唐橋」本誌『O.li.v.e.』は, 副題に「骨代謝と生活習慣病の連関」とありますように, 生活習慣病が骨にどのような影響を与えるかについて考えることを大きなテーマにしています. 今回は, 生活習慣病の代表的疾患である脂質異常症と, 生活習慣病がいくつも重複した疾患概念であるメタボリック症候群と骨粗鬆症との関係についてお話を伺いたいと思います. まず山岸先生, 最近の脂質異常症の診断基準について教えていただけますか. 「山岸」脂質異常症は動脈硬化性疾患の危険因子になることから, その診断基準は『動脈硬化性疾患予防ガイドライン』のなかに示されています. 悪玉コレステロールである低比重リポ蛋白(low-density lipoprotein; LDL)コレステロールの値が高くなると動脈硬化が進行し, 心筋梗塞や脳卒中の発症リスクになるため140mg/dL以上で高LDLコレステロール血症, 120~139mg/dLが境界域高LDLコレステロール血症とされています.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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