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座談会(Round Table Discussion)

『O.li.v.e.』創刊3周年記念座談会

太田博明倉林正彦田中栄稲葉雅章杉本利嗣山岸昌一

O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.4 No.1, 6-17, 2014

「糖尿病患者の骨質劣化には高血糖や酸化ストレスによるAGEs生成が関与」「太田」骨粗鬆症と生活習慣病との連関を多面的な視点から捉えることをコンセプトとした雑誌『O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―』が2011年に創刊されました. 創刊以来足掛け約3年, この間にどのような新しい知見が得られてきたのでしょうか. 今回は, 創刊から編集委員としてご尽力いただいております先生方にお集まりいただき, それぞれの専門の分野からお話を伺っていきたいと思います. まずは杉本先生に, 骨粗鬆症と糖尿病との連関についてお伺いしたいと思います. 「杉本」多くの2型糖尿病患者は骨密度が保たれていることから, 糖尿病は骨にあまり影響しないと考えられてきました. しかし, 骨密度が高いとされる2型糖尿病患者においても骨折リスクが高いというデータが数多く報告されるようになり(図1), 最近では, 糖尿病は骨密度には影響を与えずに, 骨質を劣化させることで骨折リスクを高めることが明らかになってきました.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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