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Column コラム
先史時代の人々は骨をどのように扱ったか―再葬と祖先祭祀―

掲載誌
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関― Vol.3 No.4 52-53, 2013
著者名
設楽博己
記事体裁
抄録
疾患領域
骨・関節 / その他
診療科目
その他
媒体
O.li.v.e.―骨代謝と生活習慣病の連関―

沖縄県地方では, かつて洗骨葬と呼ばれる葬法が普及していた. これは洞窟や砂浜に遺体を収めてから数年後, 骨になったのを見計らって外に出し, 泡盛できれいに洗ったのちに厨子甕という蔵骨器に収めて再び埋葬する習慣である. 肉がついている場合にはヘラでこそげ落としながら洗骨を行う. その昔理由を聞いたら, 白く清い骨になっていないと祖先の仲間入りができないのだという答えが返ってきた. つまり, 洗骨は通過儀礼である. 現代の日本人であれば, ほとんどの人が火葬されて墓に葬られる. 散骨が話題になっているが, 土葬にして骨を取り出し再埋葬するようなことは多分もうないだろう. 3年前から, 愛知県渥美半島の先端にある保美貝塚(田原市)を発掘調査しているが, 発掘の目的は, 縄文時代の埋葬人骨を調査して当時の人々の親族組織など社会的な関係性を探ることにある.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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