【症例】
52歳,男性。
現病歴:2ヵ月前より慢性咳嗽を自覚しており,生活保護申請に際して検診が行われた際に胸部異常陰影を指摘された。画像所見から肺結核が疑われ近医でイソニアジド+リファンピシン+エタンブトール+ピラジナミド(INH+RFP+EB+PZA)による治療が開始されたが,治療開始前の喀痰は2回とも抗酸菌塗抹陰性,抗酸菌ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction;PCR)陰性であった。1ヵ月間の結核治療後も発熱(37℃前後)は持続し,画像所見の改善もみられなかった。経過中にHIV感染が判明したため,当科へ紹介転院となった。
転院時検査所見:≪血算≫WBC 1,880/μL(Neutro 65%,Lymph 10%),Hb 7.1g/dL,Plt 20.7万/μL
52歳,男性。
現病歴:2ヵ月前より慢性咳嗽を自覚しており,生活保護申請に際して検診が行われた際に胸部異常陰影を指摘された。画像所見から肺結核が疑われ近医でイソニアジド+リファンピシン+エタンブトール+ピラジナミド(INH+RFP+EB+PZA)による治療が開始されたが,治療開始前の喀痰は2回とも抗酸菌塗抹陰性,抗酸菌ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction;PCR)陰性であった。1ヵ月間の結核治療後も発熱(37℃前後)は持続し,画像所見の改善もみられなかった。経過中にHIV感染が判明したため,当科へ紹介転院となった。
転院時検査所見:≪血算≫WBC 1,880/μL(Neutro 65%,Lymph 10%),Hb 7.1g/dL,Plt 20.7万/μL