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進化する脊髄刺激療法(SCS)

掲載誌
Practice of Pain Management Vol.3 No.1 26-29, 2012
著者名
井福正貴
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Practice of Pain Management

「はじめに」脊髄刺激療法(spinal cord stimulation: SCS)は慢性難治性疼痛に対し, 硬膜外腔にリードを挿入留置し, 脊髄後索に電気刺激を与え, 疼痛のある箇所に心地よい電気刺激の感覚を重ねることで疼痛軽減を図る治療法である. 現在, 専門科を問わず多くの疼痛治療にかかわる医師がこの治療法を臨床で使用している. SCSの適応疾患としては, 複合性局所疼痛症候群(complex regional pain syndrome; CRPS)type IIや術後腰痛(failed back surgery syndrome; FBSS)をはじめとした神経障害性疼痛や虚血性疼痛に効果が高く, 慢性疼痛でもリウマチやがん末期の痛みなどの組織の炎症が大きく関与する侵害受容性疼痛や, 心理社会的な要因が痛みの主を占める場合には効果が期待できないことが明らかになっている(表1)1). SCSの機器的進歩は著しく2), 1本リード刺激から始まった機器は, 2本使用による2種類の異なるパラメーター設定の広範囲刺激が可能となったシナジーシステムを経て, 8極(2本で計16極)で複数の刺激パターンが行えるプライムアドバンスシステムが導入され, これまではカバーしきれなかった広い範囲の刺激や, 姿勢や体位により大きく変化していた刺激の強さを安定させることが可能となった.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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