はじめに
最近は日本でも,痛みの治療に認知行動療法など心理的介入の有用性が知られるようになりました.しかし,自分の診療に取り入れるには具体的にどのように実践したらよいのでしょうか? 私は2011年6月に「慢性疼痛集団精神療法─ 11年間のグループプロセスについて─」と題して,『集団精神療法』(第27巻1号)の医療におけるグループという特集中に論文掲載させていただきました1).年齢はベテランですが,疼痛患者さんとのコミュニケーションは対等の目線で,医者らしくない真理ちゃん先生と患者さんから呼ばれています.このたび,グループセッションの録音記録のテープ起こしが完了しましたので,前述の論文に少しの変更を加えて紹介させていただきます.
全文記事
Trend & Topics 痛みとともに生きる~現場での取り組みと実践
慢性痛グループ『くろぱんの会』で学んだこと
掲載誌
Practice of Pain Management
Vol.2 No.4 16-19,
2011
著者名
本間真理
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
神経疾患
診療科目
リハビリテーション科
/
麻酔科
/
心療内科
/
精神科
媒体
Practice of Pain Management
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。