全文記事
Pain Forum
Pain Forum
掲載誌
Practice of Pain Management
Vol.1 No.1 55-62,
2010
著者名
真下節
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越智 隆弘
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米延策雄
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柴田政彦
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田口敏彦
記事体裁
学会レポート
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全文記事
疾患領域
神経疾患
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骨・関節
診療科目
一般内科
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整形外科
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リハビリテーション科
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神経内科
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麻酔科
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老年科
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精神科
媒体
Practice of Pain Management
過日,疼痛をテーマとした研究会「Pain Forum」が大阪で開催され,全国各地から整形外科,麻酔科など痛みに関連する診療科の医師が多数参加した.
開会の辞で真下節先生(大阪大学)は「診療科や学会の違いを越えて痛みについての考え方や取り組みを共有化する必要がある」と提言し,疼痛診療の啓発の重要性を説いた.特別講演1では米延策雄先生(大阪南医療センター)が超高齢化社会である日本の疼痛診療について概説した.特別講演2では,まず柴田政彦先生(大阪大学)より慢性疼痛に対する行政の取り組みについての紹介があり,さらに麻酔科の視点からの疼痛診療の解説があった.次に田口敏彦先生(山口大学)による整形外科の視点からの慢性疼痛治療の現状と展望についての講演が行われた.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。