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頭痛診療Q&A
Q1 群発頭痛の治療により薬物乱用頭痛に変容することがありますか

掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.6 No.2 37, 2015
著者名
今井 昇
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
脳神経外科 / 神経内科 / 麻酔科
媒体
Headache Clinical & Science

「A」群発頭痛は,一側の三叉神経領域に短時間持続する激痛発作と,流涙・鼻閉・鼻漏などの同側の頭部副交感神経系の自律神経症状を特徴とする一次性頭痛で,典型例では,1~2時間の頭痛発作が1~2回/日,1~2ヵ月間出現する.急性期治療はスマトリプタン皮下注および純酸素吸入が,予防療法はベラパミル,ステロイドが用いられる1).薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛,MOH)は,片頭痛や緊張型頭痛の患者が急性期治療薬を過剰に服用することにより,頭痛頻度や持続時間が増加して慢性的に頭痛を呈するようになった状態である.MOHの発症機序は完全には解明されていないが,遺伝的素因,神経系の異常,生物行動学的異常などの複数の要因により引き起こされていると考えられている.遺伝的素因を示唆するものとしては,MOHになる患者は現在もしくは以前に片頭痛や緊張型頭痛の既往があること,他の疼痛疾患,例えば関節リウマチや腰痛症の患者が慢性的に大量に鎮痛薬を服用しても慢性頭痛が生じることがないこと,などがある2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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