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拡延性抑制に対する感受性へのグルコース修飾

掲載誌
Headache Clinical & Science Vol.4 No.1 14-15, 2013
著者名
高橋愼一
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
Headache Clinical & Science

「summary」Leãoの拡延性抑制(spreading depression)は, 細胞膜を介したイオン, 水, 神経伝達物質の大量流入出を伴う拡延性脱分極(spreading depolarization;SD)波である. SDは片頭痛の前兆, 脳損傷に関連するため潜在的な治療標的となる. SDに対する感受性は薬理学的に修飾可能だが, 血糖値のような全身性生理学的要因による影響に関してはあまり知られていない. 本研究では麻酔下ラットにおいて血糖値の影響を系統的に検討した. 低および高血糖はインスリンあるいはデキストロース投与により血糖値40および400mg/dLとし, 皮質の直接電気刺激によってSD誘発の閾値強度を検討した. また持続的局所塩化カリウム(KCL)投与によりSD頻度を検討した. その結果, 高血糖はSD閾値を上げ, 頻度を減じた. 低血糖はSD持続時間を延長したが, 閾値, 頻度, 振幅, 拡延速度には影響しなかった. すなわち, 脳のグルコースの利用率増大はSDへの抵抗性を増すことが判明した.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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