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周産期領域のAIの導入

新生児の感情をモニタリングする

有光威志

Fetal & Neonatal Medicine Vol.12 No.1, 24-28, 2020

人間は生まれる前から愛情や豊かな感情に育まれて成長していく。多くの場合,このような感情は意図して生じるものでなく,直観的に備わっている。30億年以上前,地球上に初めて生物が誕生して以来,ほとんどの動物は,それぞれに適した多様な方法で直観的に胎児を育み,生まれたわが子を養育している。私たち人間も同様であり,人類の歴史がはじまってから社会様式の変化に合わせて,直観的育児が行われてきた。
一方で,科学の発展に伴い,周産期医療は飛躍的な進化を遂げている。厚労省の報告では,1950年の新生児死亡率は27.4,つまり1年間で出生した新生児1,000人のうち27.4人が生後28日未満で死亡していたが,2018年には0.9に低下し,日本は世界で一番新生児死亡率が低い国となった。
「KEY WORDS」直観的育児,新生児,AI,近赤外分光法,母親

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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