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私のモチベーション

母体と胎児を科学的根拠に基づいて考える

鮫島浩

Fetal & Neonatal Medicine Vol.10 No.2, 41-42, 2018

私の学生時代は,5~6年生になると,夏期や冬期などの休暇を利用して大学関連病院で臨床を学ぶ機会が与えられていました。私もいくつかの関連病院の診療科で研修を受けました。そのなかで,6年生の夏期休暇に研修を受けた鹿児島市立病院の産婦人科で,その魅力の虜になってしまいました。私にとって産婦人科は,他科よりも医学的に興味深く,心が揺さぶられる領域となりました。1981年に大学を卒業した後は,迷うことなく,鹿児島市立病院産婦人科に入局しました。
入局1年目は産科,婦人科,麻酔科,新生児科の順に3ヵ月ずつ,2年目は産科,婦人科,麻酔科の順に4ヵ月ずつ臨床研修を受けました。当時は子宮内の胎児がどのようにしているのか,多くは解明されていませんでした。そこで恩師である外西寿彦先生,池ノ上克先生からご推薦いただき,1983年に国際ロータリー財団の奨学制度を利用して,胎児生理学の分野で有名な米国カリフォルニア州にあるLoma Linda大学に留学しました。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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