座談会(Round Table Discussion)
胎児,新生児,乳児の突然死を巡る最新情報
掲載誌
Fetal & Neonatal Medicine
Vol.10 No.2 8-16,
2018
著者名
戸苅創
/
児玉 由紀
/
大木茂
/
加藤稲子
記事体裁
抄録
疾患領域
小児疾患
診療科目
小児科
媒体
Fetal & Neonatal Medicine
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは,予兆や既往歴がないまま乳幼児に突然の死をもたらす疾患である。わが国ではSIDSは減少しているものの,いまだ乳児の死亡原因の上位を占めていることから,その発症を軽減するための予防対策が強く求められる。一方,胎児や新生児に発生する突然死との関係も不明な点が多く,産科・新生児科と法医や病理の医師との連携についても今後の課題となっている。本座談会では「胎児,新生児,乳児の突然死を巡る最新情報」をテーマに,疾患概念の変遷・整理,それぞれの時期に起こる問題やその予防対策についてご討論いただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。