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Meeting Report

第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO 2017)

池田公史

The Liver Cancer Journal Vol.9 No.2, 43-46, 2017

第53回米国臨床腫瘍学会(ASCO)が,2017年6月2日から6月6日までの間,米国・シカゴで開催された。今年のテーマとして,「Making a Difference in Cancer Care WITH YOU(あなたとともにがん治療を変えよう)」を掲げて行われた。今年のASCOには,全世界から39,400人の参加者があり,米国が17,168人と最も多かったが,日本人の参加者も1,444人と第2位であった。また,演題投稿数も米国が第1位であるが,日本は中国(第2位 279演題)に続く第3位(日本 270演題)であり,日本人の医師らの興味が非常に高い学会であることが窺える。ASCOは,臨床腫瘍学のなかでは世界最大規模の学会であり,あらゆる癌腫において標準治療となるような,New Engl J Med,J Clin OncolやLancetなどの有名な雑誌に掲載されるような重大な報告が行われている。私もASCOには毎年参加し,発表または勉強させていただいている。ここ10年ぐらい,ASCOは毎年シカゴで行われているため,さすがに観光する気にもならず,学会に集中することができることもASCOの特徴の1つかもしれない。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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