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日本肝がん分子標的治療研究会

第11回優秀演題論文集 Session4 ソラフェニブ400mg開始の有効性と安全性について―多施設共同研究におけるPropensity score-matched analysis―

小林智森本学沼田和司近藤正晃大川伸一日高央中澤貴秀奥脇裕介奥瀬千晃松永光太郎鈴木通博森田智視田栗正隆田中克明

The Liver Cancer Journal Vol.7 No.2, 58-59, 2015

「背景」ソラフェニブは進行肝細胞癌に対して,有意に生存期間の延長を示した唯一の治療であり1),海外第Ⅲ相試験では,忍容性も高いと報告されている。一方で,国内外の実臨床では,推奨量(800mg/日)で開始した場合,有害事象による治療中止が22-40%と多く報告されている2)3)。ソラフェニブ減量開始の有用性についても報告がなされているが4)5),推奨量との比較検討はなされておらず,その有効性・安全性については検討が必要である。
「目的」ソラフェニブ800mg/日で開始した症例と,400mg/日で開始した症例の有効性・安全性を,多施設共同コホート試験により比較・検討する。
「対象・方法」神奈川県下4施設で進行肝細胞癌と診断され,ソラフェニブ投与された連続した218例について,後ろ向きにデータ収集した。ソラフェニブの適応は,Child-Pugh分類Aであることなど,適正使用に準じた。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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