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米国肝臓学会(AASLD)

第63回米国肝臓学会(AASLD: The Liver Meeting 2012)

葛谷貞二

The Liver Cancer Journal Vol.5 No.1, 54-57, 2013

「はじめに」第63回米国肝臓学会(AASLD)が, 2012年11月9~13日にかけて, ボストンで開催された(写真1~5). 私は2010年AASLDの際, 初めてボストンを訪れて以来2回目のボストンであった. 2010年に体験したボストンは, 学会会場内はパワーと熱気にあふれていたが, 会場の外に一歩出ると身震いするほど寒い街という印象であった. 特に学会の空き時間に参加したボストン観光の名物ダックツアーでは, いわゆる身体の芯まで冷えるという経験をした. よって今回, 防寒対策はしっかりと行い渡米した. 学会開催前日は雪が降ったようだが, 滞在した5日間はいずれも晴天で, 寒さは気にせずに過ごせた. 今回の話題の中心は, C型慢性肝炎に対する治療であった. 海外学会の経験の少ない私にとっては, 日本の学会に比べて肝細胞癌に関する話題が非常に少ないと感じた. しかし, 経験の多い上司に聞くと, 分子標的薬が登場したこともあり, ここ数年AASLDにおいて徐々に肝細胞癌に関する発表の割合は増えてきているとのことであった.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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