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日本肝がん分子標的治療研究会

第5回優秀演題論文集 Session11 進行肝細胞癌に対するソラフェニブ療法中止後の後治療に関する検討

寺島健志山下竜也北原征明砂子阪肇荒井邦明金子周一

The Liver Cancer Journal Vol.4 No.2, 82-83, 2012

「はじめに」進行肝細胞癌に対してソラフェニブが適応拡大され, 日常臨床で用いられるようになってきている. しかし, その治療成績は決して満足できるものではない. 全国16施設においてソラフェニブ治療が行われた進行肝細胞癌264例の治療成績の検討でも, 無増悪生存期間の中央値は2.1ヵ月であったのに対して, 全生存期間中央値は11.0ヵ月であり, ソラフェニブ療法後の後治療の重要性が示唆されている1). 今回, 当科における進行肝細胞癌に対するソラフェニブ療法中止後の後治療につき検討した.
「目的」2006年10月から2011年10月までに当科でソラフェニブ療法を行った進行肝細胞癌56例を対象にソラフェニブ療法後の治療の有無, 内容, 治療成績を検討した. 特に肝動注化学療法の成績につき詳細に解析した.
「対象」対象56例の背景は, 年齢中央値が68歳, 性別は男性が49例であり, ECOG PSは0が51例と大多数を占めた.

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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