Summary
超音波診断装置に磁気センサーが搭載され,CT・MRI画像とのリアルタイムでの統合画像が可能になった。近年さらにGPS機能を用いたVolume Navigationというソフトが搭載された超音波診断装置(LOGIQ S8,E9)がGEヘルスケア社より発売された。肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)は超音波ガイド下で施行されることが多く,本装置を用いることにより客観性と安全性の向上が得られると考えられた。ここでは実際の手技的な要素も含めて本システムがどのような面で客観性・安全性の向上に貢献しているのかを,実際の臨床例を呈示しながら解説を行う。
全文記事
肝癌診断および治療における最新の超音波技術
Volume Navigation(GEヘルスケア社)を使用したラジオ波熱凝固療法
掲載誌
The Liver Cancer Journal
Vol.3 No.4 26-31,
2012
著者名
小川眞広
/
森山光彦
記事体裁
特集
/
全文記事
疾患領域
消化器
/
癌
診療科目
消化器内科
/
腫瘍内科
媒体
The Liver Cancer Journal
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。