はじめに
マルチキナーゼ阻害薬であるソラフェニブは,SHARP study 1),Asia-Pacific study 2)において進行性肝細胞癌(HCC)の生命予後を改善することが示された,初めてのHCCに対する分子標的治療薬である。2009年5月より本邦でも切除不能なHCCに対し保険適応となり,多くの症例に用いられるようになったが,適切な導入時期や投与法などいまだ確立されていない点も多い。今回,当科および関連施設におけるソラフェニブ使用症例を対象として,その安全性や治療成績について解析したので報告する。
全文記事
日本肝がん分子標的治療研究会
第3回優秀演題論文集 Session7-C 進行肝細胞癌に対するSorafenibの初期使用経験
―鹿児島肝細胞がん分子標的治療研究会における多施設共同調査研究―
掲載誌
The Liver Cancer Journal
Vol.3 No.2 76-77,
2011
著者名
最勝寺晶子
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玉井努
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桶谷眞
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森内昭博
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馬場芳郎
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平峯靖也
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堀剛
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長谷川将
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重信秀峰
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小森園康二
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駒田直人
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岩満章浩
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宇都浩文
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井戸章雄
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坪内博仁
記事体裁
学会レポート
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全文記事
疾患領域
消化器
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癌
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その他
診療科目
消化器内科
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腫瘍内科
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その他
媒体
The Liver Cancer Journal
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。