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肝細胞癌発生の促進・抑制因子
(2)分岐鎖アミノ酸と肝細胞癌抑制

掲載誌
The Liver Cancer Journal Vol.2 No.3 32-36, 2010
著者名
清水雅仁 / 白木 亮 / 高井光治 / 内木隆文 / 永木正仁 / 森脇 久隆
記事体裁
特集 / 全文記事
疾患領域
代謝・内分泌 / 消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科
媒体
The Liver Cancer Journal

『Summary』 肥満や糖尿病, インスリン抵抗性は肝発癌の危険因子である. 分岐鎖アミノ酸製剤は慢性肝疾患に伴う蛋白栄養障害を改善するが, 近年, 肥満を合併した非代償性肝硬変患者の肝発癌を有意に抑制することが, 大規模臨床試験で明らかになった(LOTUS試験). 分岐鎖アミノ酸による肥満関連肝発癌抑制のメカニズムの1つとして, インスリン抵抗性の改善作用が考えられる. 肥満や糖尿病を合併した慢性肝疾患患者の予後改善・肝発癌予防のためには, 肥満関連分子異常を標的とした発癌予防法(薬)の開発が重要であり, 分岐鎖アミノ酸はその一翼を担うことが期待される. 『はじめに』 肝細胞癌は慢性肝疾患患者の主要死因の1つであり, 有効な肝発癌予防法(薬)の開発が求められている. 肝細胞癌の主な原因としては, C型肝炎ウイルス(hepatitis C virus;HCV)やB型肝炎ウイルス(hepatitis B virus;HBV)感染, アルコールの大量摂取などが挙げられるが, 近年, 糖尿病や高インスリン血症, インスリン抵抗性といった肥満に関連した様々な病態が肝発癌の重要な危険因子であることが報告されている1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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