はじめに
リンパ系疾患の診断は病理学的診断が中心となっていることが多く,さらに細胞表面マーカー,染色体や遺伝子の検査はリンパ系腫瘍の診断や分類に不可欠のものになっている。急性リンパ性白血病(ALL)や慢性リンパ性白血病(CLL)は一般的に病理学的診断よりも細胞形態診断が行われることが多いが,細胞表面マーカーなどの検査が重要かつ不可欠であることには変わりはない。
全文記事
Laboratory Techniques(Trends in Hematological Malignancies)
第1回 血球形態学検査―どこまで裁けるか
掲載誌
Trends in Hematological Malignancies
Vol.3 No.3 34-38,
2011
著者名
波多智子
記事体裁
連載
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全文記事
疾患領域
血液
診療科目
血液内科
媒体
Trends in Hematological Malignancies
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。