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Around Hematological Malignancies
多発性骨髄腫の検査法―フリーライトチェーン

掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.2 No.3 36-38, 2010
著者名
稲垣淳 / 飯田真介
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
血液 / 癌
診療科目
血液内科
媒体
Trends in Hematological Malignancies

『はじめに』 正常な免疫グロブリンは, 重鎖(heavy chain)および軽鎖(light chain)から構成される. 重鎖と軽鎖はそれぞれ別々に形質細胞内でつくられ, その後組み合わされて免疫グロブリンとなる. 形質細胞は必要量よりも多くの軽鎖を産生しており, 過剰につくられた軽鎖は, 重鎖と結合できず遊離軽鎖(free light chain;FLC)として血中に流出する. 健常人の血中にもFLCは存在する. 血清FLC濃度の正常域は, κ型軽鎖3.3~19.4mg/L, λ型軽鎖5.71~26.3mg/Lである1). 血清FLC濃度は, 形質細胞の増殖と連動するため, 骨髄腫あるいは骨髄腫関連疾患〔AL型アミロイドーシスや多発性骨髄腫の前癌状態であるmonoclonal gammopathy of undetermined significance(MGUS)〕の疾患活動性を反映する. 血清FLCのκ/λ比もまた骨髄腫の診断や経過観察に重要である. κ/λ比の正常域は0.26~1.65である1).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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