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急性骨髄性白血病

掲載誌
Trends in Hematological Malignancies Vol.2 No.3 4-7, 2010
著者名
直江 知樹
記事体裁
連載 / 全文記事
疾患領域
血液 / 癌
診療科目
血液内科
媒体
Trends in Hematological Malignancies

『急性骨髄性白血病の発症機序』 急性骨髄性白血病(AML)は. 造血幹細胞あるいは造血前駆細胞に遺伝子異常が蓄積していくことによって分化と増殖のコントロールを失った白血病細胞が生じ, これがクローン性に増殖して正常な造血能を抑制していく疾患である. これまでAMLには多種多様な遺伝子変異が報告されているが, 病因遺伝子変異は1つ存在すれば即座に発症してしまうというものではなく, 少なくとも2種類の遺伝子異常が合わせて獲得されることではじめて発症するという「多段階発癌モデル」が提唱されている. すなわち, 細胞の増殖・生存などに関わるclass I遺伝子変異, 細胞の分化阻害などに関わるclass II遺伝子変異という2つのカテゴリーがあり, それぞれに比較的頻度の高いものとして, 前者ではFLT3-ITD, c-KIT, N-/K-RAS, 後者ではAML1-ETO, C/EBPα, MLL-PTDなどが知られている. 両カテゴリーの遺伝子変異を合わせて獲得することが発症には必要であると考えられている.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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