座談会(Round Table Discussion)
パーキンソン病治療の歴史を振り返る
掲載誌
Frontiers in Parkinson Disease
Vol.11 No.1 5-12,
2018
著者名
髙橋良輔
/
水野美邦
/
柳澤信夫
/
葛原 茂樹
記事体裁
抄録
疾患領域
神経疾患
診療科目
神経内科
媒体
Frontiers in Parkinson Disease
現代医学におけるパーキンソン病 (PD) 研究は,200年前にJames Parkinsonが発表した論文から始まった。現在に至るまでの間に,ドパミン神経細胞の脱落が疾患の原因であること,レビー小体や原因遺伝子の発見など,さまざまな研究が行われ,病態の解明が進むにつれて,治療も進歩している。そこで今回の座談会では,わが国の神経内科の医療を作り上げてきた先生方に,PD治療の歴史,PD治療薬の登場時のインパクト,現状の課題,そして今後のPD診療を担う若い世代に期待することをご討議いただいた。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。