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座談会(Round Table Discussion)

パーキンソン病の発症にかかわる遺伝子の解明はどこまで進んでいるのか

服部信孝戸田達史佐竹渉舩山学

Frontiers in Parkinson Disease Vol.8 No.3, 5-14, 2015

パーキンソン病(PD)患者の遺伝子にはさまざまな変異が認められ,発症に直接かかわる遺伝子変異は,家族性PDと孤発性PDとで若干異なるようである。PDの発症機序の解明については,根本的治療や予防へとつなげるためにさまざまな研究が行われており,遺伝子研究の領域では技術の進歩によって,新規に遺伝子変異が次々に見つかっている。今回は,PDの遺伝子研究に携わる先生方にPDの発症に関与する遺伝子について,ご討議いただいた。
「はじめに」
服部:神経変性疾患であるパーキンソン病(PD)では,発症に遺伝子変異がかかわっていることが認められ,現在に至るまでさまざまな研究が行われております。現在は技術の進歩によって,より詳細な遺伝子解析が可能になり,今後さらなる発展が期待される分野です。そこで今回は,PD発症関連遺伝子についての研究を中心に行われている先生方にご出席いただき,遺伝子研究の現状と今後の展望をご討議いただきたいと思います。まずは戸田先生にPDにおける遺伝子研究の歴史を概説いただきます。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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