『パーキンソン病治療ガイドライン2011』の発行から3年が経過し,現在,改訂版作成へ向けた動きが進行している。今回は前版発行後に発売された新規の薬剤および新たな剤型の位置づけを明確にすることに加え,画像診断法の飛躍的な進歩を受け「診断」についても盛り込んだ診療ガイドラインとなることが大きな変更点となる予定である。そこで今回の座談会では,『パーキンソン病治療ガイドライン2011』作成委員会の編集委員長である髙橋良輔先生ご司会のもと,新しい診療ガイドラインの編集委員長に就任された服部信孝先生,副委員長を務められる武田篤先生に今回の改訂のポイントとなる点について,現在のお考えや検討課題をご討議いただいた。
「はじめに」
髙橋(司会):『パーキンソン病治療ガイドライン』は,2002年の最初の発行から2011年の改訂版を経て,今回は診療ガイドラインとして「診断」も加えるという大きな変更が予定されています。本日は,改訂にあたり編集委員長をお務めになる服部信孝先生,副委員長を務められます武田篤先生とともに,新たなガイドライン作成へ向けて検討が予定されている診断および治療のトピックスについて議論を深めてまいりたいと思います。
「はじめに」
髙橋(司会):『パーキンソン病治療ガイドライン』は,2002年の最初の発行から2011年の改訂版を経て,今回は診療ガイドラインとして「診断」も加えるという大きな変更が予定されています。本日は,改訂にあたり編集委員長をお務めになる服部信孝先生,副委員長を務められます武田篤先生とともに,新たなガイドライン作成へ向けて検討が予定されている診断および治療のトピックスについて議論を深めてまいりたいと思います。