はじめに─難病にチャレンジするために神経内科へ─ 服部 今号では京都大学iPS細胞研究所から井上治久先生にお越しいただきました。井上先生は神経系のiPS細胞研究の若きエースとして,筋萎縮性側索硬化症(ALS)を中心に研究を進めておられます。まず,先生が医師を志し,神経内科を選ばれた理由からお聞かせいただけますか。