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術後補助化学療法の効果予測は発現遺伝子による診断で可能か? プレシジョンメディシンを目指しての後方視的検討

掲載誌
胃がんperspective Vol.10 No.3 54-56, 2019
著者名
山下裕玄
記事体裁
連載 / 抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
胃がんperspective

切除可能なstageⅡ,Ⅲ胃癌に対する標準治療は外科手術+術後補助化学療法である。術後カペシタビン+オキサリプラチン併用療法(CapeOx療法)を半年間行うことで,外科手術単独群と比較して術後生存期間が延長することが第Ⅲ相試験であるCLASSIC試験で示された。しかしながら,5年全生存率は手術単独群69%に対し術後補助化学療法群78%で9%の上乗せしかない。つまり,再発が補助化学療法で抑制されて治癒が得られた患者は存在するものの,術後補助化学療法が実は必要なく手術単独で治癒が得られた患者も少なくないとわかる。また一方で,補助化学療法を行ったにもかかわらず再発死亡した患者もいるわけで,患者それぞれの再発リスク,あるいは化学療法が奏効するか否かを個別に予測できれば,真に補助化学療法の恩恵を受けることのできる患者の選別が可能となると期待される。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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