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State of the art(胃がんperspective)

内視鏡手術支援ロボット下胃癌手術の現状と展望

大森隼人幕内梨恵鳥海哲郎永田雅人小関佑介古川健一朗寺島雅典

胃がんperspective Vol.10 No.2, 22-29, 2019

内視鏡手術支援ロボットda Vinci® Surgical Systemは三次元の視野のもとに,自由度の高い鉗子を用いて,手指の震えのない繊細な手術を行うことが可能で,従来の腹腔鏡下手術において最大の障害となっている直線的鉗子による可動制限を克服し,より精緻な手術が可能である。2018年4月の診療報酬改定でロボット支援下胃切除が保険収載されることとなった。保険収載されたことにより,今後,急速にロボット支援下手術が普及,発展することが予想される。いままでの報告から,ロボット支援下胃切除は従来の腹腔鏡手術と比較して,手術時間が長いが,出血量が少なく,合併症が少ないとされているが,無作為化比較試験の報告はなく,長期成績については明らかになっていない。今後,ロボット支援下胃切除に関するエビデンスの構築が必要である。
「KEY WORDS」胃癌,ロボット支援下胃切除,da Vinci®

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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