<< 一覧に戻る

幽門側胃切除後7年後に多発性骨転移を認めた症例

胃がんperspective Vol.8 No.3, 38-40, 2016

【症例提示 吉田昌(国際医療福祉大学病院外科・教授)】
「症例」
年齢 性別:65歳女性
既往:7年前に胃癌にて腹腔鏡補助下幽門側胃切除術,病理組織学的診断:sig + por,pT1(SM1),ly2,v0,n2(+)(胃癌取扱い規約第13版)(13/39)
合併症:特記すべきものなし
現病歴:7年前の上記胃切除術後より,毎年腹部・骨盤CT検査と上部消化管内視鏡検査を受けていたが問題なかった。今回も経過観察のため腹部・骨盤CT検査を受けたところ,骨の多発性硬化像を指摘された(図1-A~C)。骨シンチグラムでも,多発性の集積増加を認めた(図2)。全身FDG-PET/CT検査,胸部CT検査,上部および下部消化管内視鏡検査はいずれも腫瘍性病変を認めなかった。血液検査所見に特記すべき異常はなく,CEA 2.0 ng/mL,CA19-9 3 U/mLであった。

※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

症例 抄録