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腹腔鏡下胃全摘術における食道裂孔関連合併症で注意すべきもの,またその対処法を教えてください

掲載誌
胃がんperspective Vol.8 No.2 46-47, 2015
著者名
與田幸恵 / 能城浩和
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
手術・救急 / 消化器外科
媒体
胃がんperspective

「Answer」近年,胃癌に対する腹腔鏡手術が普及していますが,癒着が少ないため,開腹手術と比較して術後の癒着性イレウスの頻度は低いものの,内ヘルニアが問題となっています。発生部位としては横行結腸間膜,空腸間膜間隙,Petersen’s defectなどがあげられ,食道裂孔関連合併症として,食道裂孔ヘルニアも注意すべきものです。急激な腹痛や嘔吐(唾液様)を伴って発症することが多く,診断には腹部CTが有用とされています。また,再建方法もひとつの手がかりです。再建方法として食道空腸吻合をOverlap法で施行している場合,Circular法と比較して,Staplerを挿入したり,ワーキングスペースを確保するために,横隔膜脚を切離して食道裂孔を大きく開大する必要があります。そのため,開大した食道裂孔を通り,腸管が縦隔あるいは胸腔内へ脱出する危険性が高くなると考えられます。食道裂孔ヘルニア(内ヘルニア)と診断がついた場合,自然整復は困難であり,絞扼性イレウスを呈していることも多く,早急に外科的治療を行うことが重要です1)-3)。
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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