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State of the art(胃がんperspective)
ESDの適応拡大をめぐって

掲載誌
胃がんperspective Vol.6 No.4 14-20, 2013
著者名
滝沢耕平 / 蓮池典明 / 小野裕之
記事体裁
抄録
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 手術・救急 / 消化器外科
媒体
胃がんperspective

胃癌治療ガイドラインにおいて内視鏡切除の適応は, 「2cm以下の肉眼的粘膜内癌(cT1a)と診断される分化型癌. 肉眼型は問わないが, UL(-)に限る. 」としている. しかし, この適応を満たす病変は単発早期胃癌の8%にすぎない. 実際にはより多くの病変が内視鏡治療の適応になり得ると考えられ, 過去の外科切除例の解析が行われた. その結果, リンパ節転移頻度がきわめて低いと考えられる条件が抽出され, 内視鏡治療の適応拡大が検討されている. 現在すでに多くの施設において適応拡大病変の一部または全部に対してESDが日常的に行われている. しかし2010年改訂の胃癌治療ガイドライン第3版においても, これら適応拡大病変はエビデンスが不十分であることからあくまでも臨床研究として行うべきと明記されており, 現在適応拡大を目指した多施設共同前向きの臨床試験が行われている. 適応拡大病変に対する内視鏡的治療は, 現時点ではあくまでも試験治療という認識で, 臨床試験に準ずる形で行われるべきと考える.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。
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