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【特集 大腸癌の組織発生・発育進展を再考する】
Adenoma-carcinoma sequenceとde novo発癌の病理と臨床

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.4 18-23, 2012
著者名
斉藤裕輔 / 杉山隆治 / 中嶋駿介 / 小澤賢一郎 / 鈴木聡 / 中村和正 / 助川隆士 / 千葉篤 / 垂石正樹 / 富永素矢 / 藤谷幹浩
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」大腸癌の組織発生については, 最初に腺腫が発生し, 腺腫の大きさの増大に伴い, 腺腫内に癌が発生するというadenoma-carcinoma sequenceと, 腺腫を介さず正常大腸粘膜から直接癌が発生するde novo癌説が考えられている. 現在, 国際的には一般にadenoma-carcinoma sequenceが認められている. 一方, 日本においては1990年前後から平坦な表面型早期大腸癌, なかでも表面陥凹型癌が数多く発見されるようになり, それらの癌には腺腫性分を伴わない病変が多いことから, de novo癌も存在する, と認識されるようになってきている. 臨床病理学的にはpolypoid growth type (PG)癌はadenoma-carcinoma sequence由来であり大きさに比較して深達度は浅く, non polypoid growth type (NPG)癌はde novo癌に相当すると考えられ, 小さなうちから深部浸潤する傾向が強く, 深達度診断, 治療法の選択上注意が必要である. 今後, 腺腫と癌に関する本邦と欧米の病理医間での組織診断基準が統一され, 表面型早期大腸癌の頻度, 臨床的意義が国際的に明らかにされることで大腸癌組織発生のメインルートが明らかになると思われる.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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