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【特集 肛門管癌と虫垂癌】
【各論―虫垂癌―】虫垂悪性腫瘍の治療方針

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.2 69-73, 2012
著者名
村田聡一郎 / 幸田 圭史
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」原発性虫垂癌は消化管悪性腫瘍の1%以下のまれな疾患である. 粘液嚢胞腺癌と腺癌に大別される. 粘液嚢胞腺癌は高い粘液産生能を有し, 破裂により腹膜偽粘液腫を発症することが多い. 一方, 腺癌は大腸癌の分化型腺癌と同様に血行性, リンパ行性転移をきたしやすい. 術前診断は非常に難しく, 術前に虫垂癌と診断されたのは16%程度である. 治療法はさまざまな報告があるが結腸右半切除術を施行した場合の予後が良好である. 虫垂カルチノイドは原発性虫垂癌より高頻度に発見される疾患である. 原発性虫垂癌より悪性度が低く, 腫瘍が2cm以下であれば虫垂切除術のみで経過観察が可能である. カルチノイドのうち杯細胞型は予後が比較的悪く, 原発性虫垂癌と同様に分類される. 「はじめに」急性虫垂炎に対する虫垂切除術は緊急手術の55%を占め, 人口10万人あたり約15件程度と報告されている1). 虫垂悪性腫瘍は虫垂切除術症例の0.9~1.4%であり, 年間で百万人あたりわずか0.12症例である2).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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