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【特集 大腸癌における微量癌細胞の意義】

大腸癌のリンパ節中微量癌細胞検出の意義(1)~OSNA法~


掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.5 No.1 36-40, 2012
著者名
松浦 成昭 / 森誠司 / 内仲彩子 / 山本 浩文
記事体裁
抄録
疾患領域
その他
診療科目
その他
媒体
大腸癌FRONTIER

「Summary」私たちは高精度で, 迅速性にとみ, 定量性をもつ, リンパ節転移の新しい分子生物学的診断法One-step Nucleic acid Amplification Method(OSNA)法を開発した. 本法は2008年に厚生労働省に承認され, 乳癌リンパ節転移検査として保険適用が認められ, 現在わが国50施設, ヨーロッパ80施設で乳癌の実臨床に使用されている. 大腸癌リンパ節に対しても本法による遺伝子診断が可能かどうかの検討を行った. 種々の基礎的検討を行った結果, 乳癌と同様に, サイトケラチン(CK)19mRNAを標的に用いてOSNA法が使用できることが明らかになった. そこで, OSNA法の判定結果が大腸癌リンパ節転移検査に適用可能な判定精度を有するかどうか検証する多施設臨床性能試験を実施した. その結果, OSNA法による大腸癌リンパ節転移の遺伝子診断について, OSNA法は2mm間隔病理組織検査とほぼ同等の判定精度を有していること, 日常使用されている最大割面1切片の病理組織検査よりも高精度に転移有無を判定できることが示された. 本法は, 大腸癌の診療においても, 正確な病理診断に基づく治療方法の選択や術中の適切な郭清範囲の決定に大きく貢献すると期待される.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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