Summary  食道,胃でESDが保険適応となりESDが急速に普及している。大腸においてもESDを施行する施設が増えているが,実際に治療適応となる大腸病変のほとんどがEMR・EPMRで治療可能である。EMR・EPMRは内視鏡診断,局注技術,スネアリング技術のいずれが欠けても成立せず,これらの習得が安全で適切な治療に不可欠である。