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Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―
No.22 セツキシマブ,パニツムマブによる「皮膚障害」とはどんなものですか? その対処法は?

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.3 No.4 86-89, 2010
著者名
渡邉利泰
記事体裁
連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 皮膚科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

『Answer』 抗EGFR抗体医薬は, 皮膚基底層および附属器に局在するEGFRも標的となるため9割を超える患者で皮膚障害が認められます. 通常, ざ瘡様皮疹から出現し, 皮膚乾燥, 掻痒, 爪囲炎などの臨床像を呈します. 『皮膚障害の対処法』 皮膚障害は生命への直接的な影響は少ないものの, 外見的な変化による心理的苦痛, 掻痒などによる不眠などQOLへの影響がきわめて大きい症状です1). また, セツキシマブ・パニツムマブ(以下, 抗EGFR抗体医薬)による皮膚障害の症状は臨床効果と相関することが報告されており2,3), 皮膚障害が発現しても適切に治療しながら治療継続することが重要です. 皮疹の対症療法は, まず保湿などの一般的なスキンケアを基本に, 症状に応じ抗菌薬やステロイドを調整する必要があります. 症状が悪化し, 忍容されないGradeになった場合は治療の休止も考慮し, 皮膚科専門医へ診療を依頼します. 各薬剤の適正使用ガイドには, 皮膚症状の程度に応じて減量基準が示されているので, それに従い管理します(表).
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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