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この人に聞く!大腸癌最前線

外科医の哲学を次世代に繋ぐ

~側方郭清の確立と標準化に尽力した40年~

森武生渡邉聡明

大腸癌FRONTIER Vol.3 No.4, 80-85, 2010

1980年代半ばまで, わが国においては生存率重視の考えから拡大郭清が勧められ, 下部直腸癌に対しては側方郭清による局所制御が推奨されてきた. 1980年代後半になると, 自律神経を温存しながら広範囲な郭清を目指す自律神経温存側方郭清術が生まれてきた. 当時, 草分けとしてこれらの手技の確立に尽力したのが, がん・感染症センター都立駒込病院名誉院長の森武生先生である. また, 国内外において精力的に後進の育成に取り組む森先生の教えを受けた外科医は数知れず, いずれも各国の第一線で活躍している. 本稿では, 大腸癌研究会においてもリンパ節分類の規約を作成する立役者となるなど, わが国の大腸癌の外科治療をリードしてこられた森先生にお話を伺った. 『医局に属さず外科医を目指す. 恩師, 秋山先生, 斉藤先生との出会い』 渡邉 本日は, 森先生が外科医としての道を進まれてから現在に至るまで, そして今後についてお話をお聞きしたいと思います. 先生は東京大学医学部を卒業後, 医局には属さずにすぐに大学を出られたとお聞きしております.

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