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この人に聞く!大腸癌最前線

「幻の癌」解明への挑戦と軌跡

~開かれた早期大腸癌診断治療学を目指して~

工藤進英田中信治

大腸癌FRONTIER Vol.3 No.3, 82-87, 2010

本邦が世界に誇る大腸内視鏡医学, 早期大腸癌の診断治療学の発展の軌跡において, 工藤進英氏が築いた業績は, 表面陥凹型早期大腸癌(O-IIc)の発見やpit pattern診断学の確立, 大腸内視鏡挿入手技や拡大内視鏡の開発・普及・啓発などにとどまらない. 世界の臨床医が惹きつけられるのは, これら数々の功績と同時にその成果を世界に広く発信し続け, 次世代の人材育成に献身する指導者としての姿勢そのものといえるだろう. その挑戦の軌跡は, 「幻の癌」といわれた未知の早期大腸癌の実像を具体的に示した早期大腸癌診断治療学の発展の歴史でもある. 本稿では, これまでの道のりを振り返るとともに, 今後, 早期大腸癌の診断治療学が進むべき指針を伺った. 「手つかずの領域であった大腸癌早期診断の可能性に挑む」田中 まず最初に, 外科医である先生が早期大腸癌に関する内視鏡医学を目指された理由や, その過程についてお話しいただけますか.

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