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Q&Aで綴るレジデント・ノート―専門医がわかりやすく解説―
No.15 5-FU系の経口抗がん剤には複数の種類がありますが,それぞれどのように違うのですか?

掲載誌
大腸癌FRONTIER Vol.2 No.4 91-93, 2010
著者名
市川度
記事体裁
連載 / Q&Aシリーズ / 全文記事
疾患領域
消化器 / 癌
診療科目
消化器内科 / 腫瘍内科 / 消化器外科
媒体
大腸癌FRONTIER

『Answer』 プロドラッグ化された5-FU系経口抗がん剤ですが, UFT, S-1はDPD阻害, capecitabineはTPによる活性化と創薬のコンセプトが異なり, この差が副作用のでかたの違いにつながっています. 5-FUは, 大腸癌治療のkey drugのひとつです. 5-FUが経口投与でも吸収され, 大腸癌肝転移例にも有効例が認められたことから, 大腸癌肝転移例を対象とした5-FUの経口投与法と急速静注法に関する比較試験が行われました. しかし, 経口投与法は, 血中5-FU濃度が思ったほど上昇しないことに加え個体間のバラツキが大きく, 経口投与法の有用性を証明するには至りませんでした. その後, 経口投与時の5-FUの血中濃度を高め長時間にわたり腫瘍内の5-FU濃度を維持するさまざまな試みが行われてきました. これらの試みは, プロドラッグ化, dihydropyrimidine dehydrogenase(DPD)阻害, 腫瘍内TPによる活性化の3つに分類されます.
※記事の内容は雑誌掲載時のものです。

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